ベトナム(現地情報)

ベトナムで働きたい日本人のための無料相談窓口
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一般的な募集スキル

ベトナムは、2007年WTO加盟以降、外資企業への規制緩和に伴い、市場も大幅に拡大し続けています。製造、商社、ITなどを中心として、サービス・小売の分野でも、日系企業の進出が増加しており、求人企業の業界も幅広くなってきています。

ポジションとして多いのは、製造業における技術系、商社/サービス/物流分野での営業・マーケティングなどです。比較的一定の社会経験があれば、若手の場合、経験が浅くても意欲的に業務に取り組むことのできるポテンシャル人材を求めるケースが多いです。

語学力については、英語が重視されます。特に商社や物流業界場合、社内公用語が英語のため、英語での会話力が必須のポジションが多くなってきています。レベルとしては、ビジネスレベルがあるに越したことはないですが、日常会話レベルでも応募可能なポジションもあります。尚、ベトナム語についてはほとんど求められません。

語学力

英語ビジネスレベル または コミュニケーションレベル
商社や物流業界などで、社内共通語として英語を使用したり、海外の顧客や関連会社とのやりとりをするために、英語を必要とするケースが多い。 必ずしもビジネスレベルである必要はないケースもあり、日常会話レベルでも応募可能なポジションもあります。
ベトナム語社内コミュニケーションのために、できれば尚良いが、翻訳・通訳職でないかぎりは、ベトナム語ビジネスレベル以上が求められることは少ない。

求められる人物像

母国帰国就労
  • 日本やその他の海外で留学や就労をした経験があり、日本の商習慣をよく理解している方
  • 実務経験を積み、業界知識・経験など即戦力となりうる経験がある方、マネジメント経験がある方
  • ベトナムの国内市場や商習慣についてもよく理解をしている方
  • ビジネスレベルの英語力がある方
日本人現地採用2016年2月より労働許可証を取得する場合、「社長、管理者」「専門家」「技術者」のうち、いずれかの類型に基づいて申請を行うこととなりました。「社長、管理者」でない場合は「専門家」「技術者」のどちらかで申請することとなります。求められる要件としては、「専門家」の場合、「大卒(相当)を卒業し、ベトナムで就労しようとする職位に見合った最低3年の勤務経歴を持つ外国人労働者」とされます。 また、「技術者」の場合、「その技術分野またはその他選考において1年以上学び、その専攻分野において3年以上の勤務経歴を持つ外国人労働者」とされています。 求める資質としては、下記となります。

  • 日本的なサービスや品質について一定の理解がある方
  • 外国での就労経験や長期滞在経験があり、海外での生活に問題がなく、ローカルスタッフとのコミュニケーションに支障がない方

一般的な待遇

<日本人現地採用の場合>

給与

基本的に、給与は月収ベースで提示されます。
(現地通貨:USD=米ドル)
*為替レート: みずほ銀行外国為替公示相場
職種平均給与(Gross)
営業USD 2,000~3,000
カスタマーサービス/事務USD 1,700~2,000
技術者USD 2,500~5,000
社長/工場長USD 3,500~5,000

ボーナス

1~2ヶ月 (企業業績により変動あり)
*上記に加え、業績賞与を支給するケースも増加傾向

諸手当

住宅手当は給与に含まれていることが多い。交通費、住宅手当、帰国手当、健康保険、海外旅行傷害保険加入などの各種手当は、会社により異なるため、企業毎に確認が必要

所得税

ベトナム国内における個人所得税制度は、個人所得税法(2009年1月施行)に従います。
居住者税率
居住者税率は所得源により異なります。 居住者の事業所得、給与および賃金ついて累進課税されます。
課税所得(月額)円換算(月額)200VND=1円税率
~500万VND~25,000円5%
500万~1,000万VND25,000円~50,000円10%
1,000万~1,800万VND50,000円~90,000円15%
1,800万~3,200万VND90,000円~160,000円20%
3,200万~5,200万VND160,000円~260,000円25%
5,200万~8,000万VND260,000円~400,000円30%
8,000万VND~400,000円~35%
事業所得、給与、賃金につき課税対象額を算定する際には、諸条件により税額控除が行われる場合がありますので、詳細の確認が必要です。

生活情報

現在、約2,000社近くの日系企業がベトナムに進出しています。それに伴って、日本人居住者も増えていますので、英語の他日本語の通じるお店やサービスを受けることができます。日本飲食店などが軒を連ねる通りなどもあり、日本食材を比較的簡単に手に入れることができます。また日系のスーパーやコンビニ、美容院等もあり、比較的生活しやすい環境です。

住宅

ベトナムの住宅は、ワンルームタイプからファミリータイプ、一軒家と、その方の状況によって色々なタイプを選ぶことができます。ベトナムに住む外国人は、ランドリーやハウスキーピングサービス、無料インターネットなどのサービス全て込みのサービスアパートメントを借りるケースが多いです。 アパートを借りる際は、基本的にデポジットとして1~2ヶ月分の支払いが必要となりますので、入居時には家賃の2~3ヶ月分くらいを準備しておくと良いでしょう。
ワンルームタイプ
金額的には、500~1,000USDくらいまでと幅は広いですが、立地や広さ、設備などの条件により、自分の希望に合った物件を選ぶことができます。また、ほとんどの物件で一通りの家具、リネンなどはオーナーにより準備されています。 アパートのある路地の入り口などには、警備員が24時間体制で控えているところもあり、セキュリティ面もある程度保障されているため、女性の一人暮らしでも安心です。
ファミリータイプ
800USD~で上限は特にありませんが、2ベッドルーム、3ベッドルーム、バスタブ付かどうか、物件内に子供の遊び場があるかなど多くの選択肢があります。市内から車で30分ほど郊外の立地条件を選べば、更に低価格で広めの部屋や、庭付きの一軒家など、選択の幅が広がります。

通勤

ベトナムは交通インフラが整っていないため、タクシーやGrabという配車アプリサービスを利用して通勤していることが多いです。 ローカルの方は一般的に、バイクで通勤しており、外国人でも自分でバイクを運転して通勤しているケースもありますが、交通事故なども多発しているので、注意が必要です。 また、工業団地や郊外への通勤が必要な場合は、会社が市内からの通勤バスを手配しているのが一般的です。 タクシーの初乗りは20,000VND程度(タクシー会社によっても異なる), Grab配車アプリサービスの場合は距離と時間帯によって料金が変動します。

医療

外国人向けの外資系のクリニックなどもあり、日本人スタッフが常駐している病院もあります。海外旅行傷害保険に加入をしていれば、キャッシュレスで診療を受けることが可能なクリニックもあります。ただ、医療水準については、他の先進国に比べやや劣るところもありますので、重大な怪我や病気が疑われる場合は、外国人向けクリニックや、日本に帰国して受診をすることをおすすめします。救急の場合は、シンガポールやタイなど医療水準の高い国へ渡航して診療を受けるケースもあるようです。

日本人現地採用者生活費例

営業職 30代前半 月収USD 2,000(手取り)の場合
(単位:USD)
項目収入支出残高
月給(基本給)2,000-
家賃550
水道代家賃に含む
電気代40
ガス代家賃に含む※
通信費10
食費(ランチ以外)150
食費(ランチ)60
交通費30
交際費200
雑費50
合計2,0001,090910

※ベトナムの家庭ではガスを使用しないことが多いです。

ベトナムの就労ビザ申請方法

(1)査証の種類

  • 観光査証
  • 外交・公的査証
  • 商用査証※就労可能なビザ
  • 就学査証
商用査証申請に必要な書類
  • パスポート原本
  • 写真(3×4センチ、1枚)
  • 申請書(大使館にて受取り可能)
  • 雇入れ企業が発行した、インビテーション(商用ビザの場合)
※但し、3ヶ月以上の就労の場合は、別途労働局への届出ならびに労働許可証(ワークパミット)が必要です。 詳細は、政策により変更されることがありますので、詳しくは各政府機関へ直接お問合せください。

(2)就労滞在に必要な手続き

手続きの流れ
※ビザ取得会社へ確認ください
必要書類
※ビザ取得会社へ確認ください

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