香港(現地情報)
一般的な募集スキル
語学力
英語 | 業種を問わず基本的なビジネスレベルを求められることが一般的で、いかに実践の場で使えるかがポイントです。オフィスにおけるメール・文書に対応できる英語力を基礎として、仕事内容により求められるレベルが異なります。 |
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北京語 | 貿易・製造業の営業職においてはニーズが高く、近年は金融業界でも北京語能力を期待されることが増えています。 |
広東語 | ネイティブレベルの日本語を求められる求人では、広東語を必須として求められることは少ないです。職務の遂行における必要性は大きくありませんが、香港で最も広く使われている言語のため、広東語ができれば当地の人々とのコミュニケーションや生活面で活用できます。 |
求められる人物像
日本人現地採用 | 日系顧客との窓口としての役割を期待されることが多く、日本のビジネス習慣に精通し、日本的なサービスの提供ができることを求められます。 |
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一般的な待遇(日本人現地採用)
給与
職種 | 平均給与 |
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営業 | HKD 20,000~35,000/月 |
カスタマーサービス職 | HKD 17,000~27,000/月 |
管理職 | HKD 28,000~/月 |
ボーナス
ダブルペイ(「年末手当」)
諸手当
所得税
生活情報
住宅
ワンルーム/1DK | HKD 9,000~15,000 |
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2DK | ワンルーム/1DKHKD 13,000~25,000 |
交通機関
香港の通勤には、一般的にはMTR(地下鉄)ならびにバスが利用されています。またタクシーは、初乗りがHKD22~27(※)と日本に比べて値段が手頃である為、利用者も多いです。他に、島をつなぐフェリーや香港島を走るトラムといった香港ならではの交通手段もあります。タクシーを除く多くの交通機関でオクトパスカード(ICカード)とよばれるチャージ可能なカードを使い、キャッシュレスでの移動が可能です。
2023年12月時点における初乗り料金。タクシーの運行地域により異なります。
医療
日本人現地採用者生活費例
項目 | 収入 | 支出 |
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基本給与 | HK$25,000 | |
MPF*1 | HK$1,250 | |
生活費 家賃 | HK$9,000 | |
光熱費(週休2日) | HK$400 | |
電話使用料 (国際電話料金含む) | HK$400 | |
食費(外食中心) | HK$4,000 | |
交通費 (公共交通機関利用) | HK$700 | |
交際費 | HK$3,000 | |
雑費 | HK$1,500 | |
残 | HK$4,750 |
項目 | 収入 | 支出 |
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基本給与(年間) | HK$300,000 | |
年末手当(ダブルペイ) *2 | HK$25,000 | |
MPF(年間)*1 | HK$15,250 | |
生活費(年間) | HK$228,000 | |
所得税*3 | HK$12,885 | |
旅行・一時帰国費 | HK$15,000 | |
残 | HK$53,865 |
*1:MPF
2000年12月1日から、「MPF(強制退職金)積立制度」が施行されています。この制度は、会社と社員の双方に社員の月収の5%ずつを強制的に積み立てさせる制度で、現時点では算定基準となる月収の上限がHKD30,000に設定されており、最高でHKD1,500を会社と社員のそれぞれが積み立てます。なお、積立金は原則として65歳になるまで受け取ることができません。(2023年12月現在)
*2:年末手当
支給がある場合を想定しています。
*3:所得税
2023年4月1日~2024年3月31日までの所得が上記の表とおりであることを前提として、税務局ウェブサイトの試算ツールを用い算出した金額です。以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.gov.hk/en/residents/taxes/taxfiling/taxrates/salariesrates.htm
また、申告初年度であれば、翌年度の予定所得税を含めて丸2年分の納税となる可能性があります。
※上記以外の生活物資、嗜好品にかかる費用は個人で異なるため計算には入れていません。
香港の就労ビザ申請方法
(1) 就労可能なビザの代表例
就業ビザ(General Employment Policy)
香港永久性居民(Right of Abode)
家族ビザ(Dependants)
IANGビザ(Immigration Arrangements for Non-local Graduates)
(2) 就労滞在に必要な手続き
就業ビザの申請手続き
申請者が準備をする書類には、パスポートのコピー、英文履歴書、卒業証明書、関連する職務経験・資格・語学力等を証明できる書類等があります。必要な書類を企業に確認するとともに、予め準備できるものはできるだけ事前に揃えるようにしましょう。
ビザを取得したら、身分証明である香港IDカードを申請します。香港居住者はIDカードの携帯が義務づけられています。
※ビザの申請方法や必要書類は変更になる可能性があります。最新の情報は移民局ウェブサイトにてご確認ください。
https://www.immd.gov.hk/eng/index.html
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