2023年度 パソナ海外人事研究会　開催レポート（特別学習会）

2023年8月24日（木）　14:00～16:00

定例会がお休みの8月は特別学習会を実施しています。
特別学習会では海外人事の最新情報やホットトピックスをテーマに取り上げ、外部講師による講義とグループディスカッションを行っています。

国境が再開し、赴任・帰任の異動がコロナ前に戻った昨今において、次期海外赴任候補者の育成、あるいは赴任者の選定にお悩みの企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今年はグループ会社で研修事業を中心にサービスを提供しているキャプラン株式会社（https://www.caplan.jp/corp/profile/index.html）の協力の下、特別学習会を実施いたしました。
Gramercy Engagement Group, Inc. President 兼 キャプランのパートナー講師である、ブライアン・シャーマン氏をゲストスピーカーにお招きし「海外駐在員候補者の人材プールを構築する」をテーマに講話いただきました。講義中盤のグループディスカッションでは、自社の状況や課題に対する自社の取り組みについて共有いただくなど、積極的な情報交換が行われていました。参加者の皆様にとってこの特別学習会が、新しい気づきと課題解決に向けネクストステップを踏み出すための一助となれば嬉しい限りです。

こちらに特別学習会にご参加いただいた皆様のリアルなお声を少しご紹介いたします！（事後アンケートより一部抜粋）

• 語学研修や異文化研修は海外赴任に対する不安を取り除くものだったのかと思います。 一方、本日講義いただいた内容は、それよりも自信をつけていくのがより効果的であるという内容で、見方がガラリと変わりました。
• 海外赴任者が増えない理由を画一的に考えていたが、様々な要因があることがわかり、制度検討を進めるうえでも非常に参考になった。
• “Global starts right here”　というスタンスを経営者・従業員全体に植え付けることが何より大切なのではと気付かされました。育成施策のケーススタディーでは、海外駐在員・現法企業のローカルスタッフとの継続的な繋がりを設けてあげることで、海外駐在のハードルを下げる工夫は大いに可能だと感じました。（一部省略）

次月（9月）からは通常の定例会に戻ります。2023年度の定例会も残すところあと半分となりました。
後半は海外人事業務の中でも特に専門性の高い、海外給与や税務のテーマが挙がっております。
引き続き、定例会の様子を発信してまいりますのでお楽しみに！